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災害時ベースキャンプ訓練 その1

こんにちは!

先日、熊本県上益城郡甲佐町のキャンプスポットである津志田河川自然公園【通称:乙女河原】に行ってきました!
場所はこちら

今回は、フル装備で土日と祝日を使い4日間滞在。
屋外なので、完全オフグリッドな生活をしてきましたので、その模様をまとめていきます!

イマココ電力のフル装備とは!?

まず、今回の装備を下記にまとめます。
◯ガーデンイグルー
◯ポータブル電源 Bluetti  EB180/AC100/AC50/EB40
◯ペレットストーブ saikai RS-mini
◯ペレットピザ窯 saikai PGY-16
◯ペレットグリルヒーター  KIRINSAN-P
◯災害用トイレ

詳細はこちらから

あとは、焚き火台とか、ハンモックとか、ターブなどのキャンプ道具。

今回の設定

今回の設定は、熊本地震がきて、電気・水・ガスなどのライフラインが一切使えなくなったことを想定して実施しました!
なので、電気はポータブル電源やアウトランダーから、
水はいつも備蓄しているペットボトルの水と、井戸水を20L×2個のタンクで持ち込み
暖房や調理には、ペレット燃料をメインで使用し、
薪は、補助的にというか、楽しむために使いました。
(※薪も備蓄しています。)

ガーデンイグルーを組み立てる

ガーデンイグルーは、棒とジョイントを接続し、組み立ていく半球のドームテントです。

組み立ての様子はこんな感じ

 

 

下から順に組み上げていきます。
慣れてくれば、大人2~3人で30分程度で組み上げることができますが、
私たちも初めて組んだ時は1時間以上かかりました。

半球体なので、風の影響は受けにくく、春一番のような強風が吹いていましたが、全く揺らぐことはありませんでした。

 

 

ガーデンイグルーの利用用途

ガーデンイグルーの1番の特徴は、透明で半球のその見た目。
※時期によっては、キャノピーカバーやモスキートカバーもあります。

昼間はこのように開放的に。

夜は雰囲気抜群。

外から見ると、まるで電球のように光り輝いています。

キャンプ場などの真っ暗な場所(停電したらどこでも同じ状況に)だと、目立つだけでなく、灯りが灯っていると安心と周りのキャンパーさんたちにも好評でした!

特に夜に停電が起きた場合は、真っ暗な中避難所などに移動する必要があります。そんな中、避難所のシンボル的な存在として、イグルーが光り輝いていたら、避難しやすいし、暗闇の中の不安から少しでも解放されると思うのです。

もちろん蓄電システムありきの話ではありますが。

ポータブル蓄電システムはどのくらい使える!?

今回、合計で4機種持ち込んで、色々と試しながら使っていました。
EB180(1800Wh/100W)は、ペレットピザ窯とポータブル冷蔵庫
満充電状態から、2日くらい使えます。
ただし、夜間は冷蔵庫の電源をOFFにして、ピザ窯は、ご飯どきだけ着火して使うイメージです。
外気温によっては、冷蔵庫は繋ぎっぱなしにしておいた方が電力を食わない場合もありますので、注意!
今回は、木々により日当たりの悪い場所だったので、EB180はアウトランダーから充電しました。

AC100(1000Wh/600W)は、主にガーデンイグルー内部の電源(ペレットストーブ、照明、ラジカセ、テレビ、DVDVプレーヤー)
これは、夕暮れから翌朝までストーブつけっぱなしで、ほぼほぼ使い切るイメージです。照明は暗くなってから寝るまで、ラジカセはたまに BGM流す程度で、テレビは寝る前にDVD見る程度な感じです。
今回照明は、消費電力5W程度のLEDスポット7灯とスピーカー一体型電球を1灯で消費電力の合計が40W程度。
これは、ソーラー充電を試しましたが、影が多くできてしまう環境だったので、1日で十分に充電することができませんでした。
なので、2日目は、AC50から充電したり、工夫することで乗り切りました!
あとは、アウトランダーから充電しました。

AC50(500Wh/300W)は、外部の照明とスマホの充電、イグルー内の補助電源として使用しました。
ここは、全く問題なく使用できました。
スマホやスピーカーなどのポータブル電子機器は充電するのに5〜10W程度なので、照明の量によって使える時間が変わってくる感じです。
充電は、毎日100Wのソーラーパネルで充電しましたが、それで十分充電はできました。

EB 40(400Wh/300W)は、J.J.OUTDOORさんへ貸し出し、テント内でのスマホ充電やポータブルプロジェクター、ポータブルスピーカーの充電などに使用していました。
3日間で全部使い切るくらいの感じでしたので、充電は1回だけ。
最近のポータブルプロジェクターの脅威の省電力具合には驚きました!

アウトランダーも、フル活用して3日目に充電がそこをつきそうだったので、1回だけガソリンで発電しました。
約1時間で8割程度は充電できます。
発電機と同じじゃん!って言われるかもしれませんが、
発電機は、常時一定量を出力するイメージで、
この場合は、ガソリンで発電した電気を全て蓄電池に貯めるので、無駄のない発電だと思います。
実際に、6年前の熊本地震では益城町の災害対策本部がアウトランダーで電源を賄った実績もあるので、蓄電量は少ないですが、発電できる点は、災害にも強い車であるということです。

長くなりましたが、一旦おしまいにして、その2に続きました。

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