3月11日に新型コロナウイルスの影響でオモケンパークにて特定少数で開催した、
ともしびプロジェクトとマチナカ防災基地プリジェクトのコラボイベント「ともしびオフグリッドナイト」
3月18日の熊日新聞朝刊の2面社説の下のコラム「射程」に、そのときの様子を掲載して頂きました。
私たちの取組を非常にわかりやすく紹介してくださっているので是非ご一読ください!
下記に本文内容をそのまま転記してます。
【以下本文】
あの日から9年の「3・11」に「オフグリッドな夜」を過ごした。
ろうそくをともし、東日本大震災の被災者に思いを寄せる「ともしびプロジェクト」と併せて開かれたユニークな夜の集い。オフグリッドとは、太陽光発電など自然エネルギーで電力を賄い、電力会社の送電網に頼らない暮らし方が。ろうそくの火だけでなく、ランタンや蓄電池につないだ電灯が照らす会場は、淡い明かりの心地よさに包まれた。
熊本市中央区上通アーケードの交流広場オモケンパークであり、10人程が参加。その中心には県内でオフグリッド普及に取り組むメンバーもいた。「最初は『なんちゃってオフグリッド』でいいんですよ」。太陽光発電を利用するのは自宅で使う電力の全てではなく、照明やテレビなどリビングで過ごす日常の電力を賄う程度。不足分は電力会社の電気で補っているという。
二者択一を迫るのではなく、普段の生活にオフグリッドをうまく組み込む知恵には、柔軟性やたくましさを感じる。千葉県などを昨年襲った台風被害でも明らかなように送電網が寸断され、他に頼るすべがなければ現代の暮らしは直ちに困窮する。電力を確保する二重、三重の手だては本来必要な備えであろう。
「夜」にはオフグリッドの普及以前に、自然災害や気候変動、感染症といった「もしも」を考え、備えを促す狙いがあった。今回を試行と位置づけるメンバーは、熊本地震4年を迎える4月を念頭に同様の機械を設け、情報発信に務めるという。
大震災と原発事故はエネルギーのあり方を問い掛けた。しかし、政策転換はなく、私たちの生活もかわったとは言い難い。一方で体験したオフグリッドは、柔らかな明かりに加え、木質ペレットを燃やすストーブの暖かさなど心身を満たす豊かさも備えていた。生活の幅を広げ、強くする魅力的な選択肢だ。
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ここテストに出ます!!
熊日さん、素晴らしい記事をありがとうございます!!!
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