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ペレットストーブのメンテナンス

こんにちは!

 

熊本は桜も散り、汗ばむ季節に突入しつつあります。

今年の寒かった冬を支えてくれたペレットストーブのメンテナンスについてまとめます!

一冬頑張ってくれたペレットストーブをきれいにして労ってあげましょう!

 

 

なぜメンテナンスが必要なのか?

メンテナンスの方法を書く前にまずはなんでメンテナンスが必要なのかをお伝えしておきます!

ペレットストーブは炉内で木質ペレットが燃焼するため灰やススがでます。その灰やススが炉内や配管内に溜まり湿気を吸収し、金属部分が錆びてしまったり、固まって配管ないが詰まったりして翌シーズンに不具合を起こしたり最悪の場合故障してしまうこともあります。

ペレットストーブを長く使い続けるためにも、毎年のメンテナンスは欠かさずに行ってください

 

動画はこちらから=======>>>>>>>ペレットストーブシーズンオフメンテナンス

 

 

 

タンクの中に、使いきれなかったペレット燃料が残っている場合は取り除きます。

残っているペレットが少ない場合は集塵機で吸い取っても良いですが、使えるペレットはなるべく取り除いて使うようにしましょう!

 

 

 

次に、燃料供給スクリューのカバーをプラスドライバーで外し、内部に溜まったペレットや木屑をドライバーなどの細長い棒で掻き出します。

 

 

 

※注意※

スクリューを回しながら棒や指を突っ込むと危険ですのでご注意ください。

 

掻き出したペレットや木屑を集塵機で吸い取ります。

 

 

スクリューの奥に木屑やペレットが溜まっていますので、スクリューを回転させ取り出します。

(注意)掻き出したり集塵機で吸い取る際には必ずスクリューは止めてください。

 

 

最後にカバーを戻して、タンク内に付着した木屑を硬く絞った雑巾などできれいに拭き取ってタンク内清掃は完了です。

 

 

 

 

 

 

配管内清掃には専用のブラシを使います。

まず、排気カバーと排気トップを外します。

 

外した排気トップ内もブラシや集塵機で灰やススの汚れを落としましょう!

 

 

 

配管掃除用のブラシを突っ込み配管内の灰やススをこそぎとっていきます。
特にエルボ部分は汚れが溜まりやすいのでしっかりこそぎとってください。

 

こそぎ取れたら集塵機で吸い取ります。

 

 

 

 

 

エルボ部分がきれいになったらエルボを外します。

ロックがかかっているので取り外す際には注意してください。

 

 

 

エルボを外したら配管の奥の方もブラシと集塵機を使いきれいにします。

 

 

清掃が終わったらエルボを装着し、エンドキャップを取り付けます。

エンドキャップの水抜き穴が下になるように装着したら、配管清掃は終了です。

 

 

 

 

最後に炉内の掃除をします。

まずは、「いつもの掃除」をします。

いつもの掃除とは、ペレットストーブ使用期間中に毎日着火前にする掃除という意味です!

いつもの掃除よりも細かいところ(特に角や隙間)まで掃除しましょう!

 

 

 

次に、バーミキュライト(壁面のブロック)の表面に付着した灰やススをブラシを使って落としていきます。

この時、集塵機で粉塵を吸い込みながら作業すると室内への粉塵の侵入を軽減できます。

※窓を開けて作業をしましょう。

 

きれいになったらバーミキュライトを取り外します。

丈夫に隙間があるので、下から持ち上げるように取り外してください。

※注意※ バーミキュライトは割れやすいので慎重に取り扱ってください。

 

取り出したバーミキュライトはほうきやブラシで細かい粉塵を落とします。

※細かい粉塵が舞うので屋外で作業した方が良いです。

 

 

 

バーミキュライトの裏側には、灰やススが溜まっているので集塵機で吸い取ります。

段差ができている部分や角、上部(天板裏)等に粉塵が溜まりやすいので細かいところまで灰等を取り除きます。

集塵機で吸いきれない部分はほうきやブラシを使ってきれいにしていきます。

 

 

 

 

炉内がある程度きれいになったところで、シャッターを外して奥に溜まった灰やススを掃除をします。

RS-4は3ヶ所、RS-miniは1ヶ所です

排気ファンに続いている場所(RS-4は真ん中、RS-miniは左側)は特に丁寧に掃除をしましょう。

 

 

 

次に燃焼ポットの掃除です。

燃えるペレットが直接入っているロストルは特に汚れていますので、ヘラやスクレーパーなどでこびりついた灰やススをこそぎとります。

ロストル内部だけでなく、側面や灰受けも汚れていますので全てきれいにしておきましょう。

 

 

 

きれいになったら、全てのパーツを炉内に戻します。

 

 

 

※バーミキュライトは燃焼ポットを外した状態で入れましょう。無理やり入れるとつっかえてバーミキュライトを破損してしまう場合があります。

 

 

ススのついた手でバーミキュライトを触ると手の煤がついて汚れてしまいます。

その時は、ペーパーや乾いた雑巾などで擦るとある程度落ちます。

※水気を含んだ雑巾などで拭くとススが伸びて余計汚くなります。

 

 

 

最後にもう一度炉内の灰を集塵機で吸い取ります。

 

 

 

窓をきれいにしたらシーズンオフメンテナンス完了です。

 

 

 

そのまま数ヶ月放置することになるので、除湿剤を炉内に入れておきましょう。

↑↑↑↑↑どうしても炉内に湿気は入ってきてしまうので、これは非常に大事です。

 

 

 

以上がシーズンオフメンテナンスの手順となります。

RS-4とRS-miniで多少違う部分がありますが、手順としては同じです。

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